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CODA AUDIO “ LINUS10 ” 発売

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2014 年11 月7 日
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の製品情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
CODA AUDIO “ LINUS10 ”
スピーカー・マネジメントシステムを搭載した
高性能パワーアンプ

ヒビノインターサウンド株式会社( 本社:東京都港区、代表取締役社長:榎本隆二) は、ドイツCODA AUDIO( コーダ・オーディオ) のパワーアンプ“LINUS( リナス)10”を2014 年11 月10 日より発売いたします。
LINUS10 は、DSP、ネットワーク、コンパレータ―を内蔵し、スピーカー・マネジメントを行うパワーアンプです。 CODA AUDIO のスピーカーを使用したツアリングシステムのパフォーマンスを最適化し、高音質なサウンドをさら に向上させます。CODA AUDIO のスピーカー全てのプリセットが組み込まれており、現場でのセッティングが素早 く行えるほか、PC による一括コントロールとモニタリングも可能になり、大規模なシステムもシンプルかつ効率的 に運用できます。また、アンプとコントローラーが別々に必要だった従来のシステムに比べ、LINUS10 だけで従来 の機能をまかなえるため、コストとスペースの削減になります。
LINUS10_3d
型番仕様出力発売日価格
LINUS102ch パワーアンプ
(DSP、ネットワーク、コンパレータ―内蔵)
3,000W × 2
(4 Ω )
11月10日オープンプライス

■ 高性能・高出力パワーアンプ
LINUS10 は、2U のサイズにDSP、ネットワーク、コンパレータ―を内蔵した高性能パワーアンプで、CODA AUDIO のスピーカーを使用したツアリングシステムのマネジメントを行います。パワーアンプにはハイブリッド・クラスH 動作の出力段を採用しており、3000W( ステレオ4Ω) もの大出力を実現。十分に余裕のあるヘッドルームを稼ぎ出します。システム全体の余裕が生まれたことにより、より正確なサウンドを提供できるようになり、ダイナミックさと透明さが格段に向上しています。また、CODA AUDIO のスピーカー全種類のプリセットが組み込まれているため、スピーカーの性能を最大限に引き上げるうえ、現場でのセッティングを簡易化します。

DSP:LINUS CORE
「LINUS CORE( リナス・コア)」と銘打ったDSP には、高性能チップ「SHARC」を使用しています。32bit のフローティングポイント演算によって生み出された膨大なプロセッシングパワーが、精緻な音声アルゴリズムの統合を可能にし、妥協のない音質を提供します。また、先進のシグナルプロセッシングのひとつであるフェーズリニアFIR フィルター
を採用し、完全なリニアリティと優れたサウンドパフォーマンスをもたらします。ルックアヘッドと周波数分割リミッターも備えており、システムのヘッドルームを増幅させます。

ネットワーク:LiNET
「LiNET( リネット)」は、標準のCAT5 ケーブルでデジタル音声信号を伝送するネットワークシステムです。LiNETは最大8ch(AES3:4 × 2ch) までのデジタル音声信号の送信が可能で、各アンプへの送信のほか、LiNET のリンクアウトを使用して次のユニットに信号を送るデイジーチェーン接続ができます。LINUS10 内部でのシグナルルーティンは、リモートコントロールまたはフロントパネルのコントローラで制御可能。また、イーサーネット上でデジタル音声の分岐ができる、先進のAVB ネットワークにも対応する予定です。

コンパレータ―
コンパレータ―は、CODA AUDIO のサブウーファーとベースエクステンション“ SC シリーズ ”のすべてにフィードバック・ループ・コントロールを提供し、再現性の極めて高いサウンドを実現しています。コンパレータ―は、SC シリーズに内蔵されているベロシティ・センサーからリアルタイムで送られてくるボイスコイルの動きとオリジナル音源の信号を比較します。ドライバーの不正確な動きを検知すると、その情報をフィードバックしてアンプの電圧や電流を調整して修正。ドライバーやエンクロージャーでどんな歪みが発生しても、すぐにアンプを正確に制御してボイスコイルの動きをオリジナル音源に常に追従させるため、正確な音楽再生を実現します。
LINUS10 の背面には、フィードバック・ループ・コントロール専用のNeutrik コネクター(5 ピン、XLR)を備えています。

 Feed-back Loop Control
■ LINUS LIVE
“LINUS LIVE”は、LiNET でつながる音響シ
ステムを1 台のPC で一括コントロールおよ
びモニタリングを可能にするソフトウエアで
す。Ethernet を基本としたグラフィカルなユーザーインターフェースで、複数台のアンプを使用する大規模なシステムをシンプルかつ効率的に運用でき、素早く柔軟性のあるシステム構成とチューニング、運用中のシステム管理が可能です。直感的でわかりやすいデザインと素早い動作は操作性も抜群で、現場での作業もスムーズに行えます。また、スピーカーのオプチマイズ( ビームステアリング) 機能にも対応予定で、残響のある大きな空間でもユーザーが指定する範囲にのみ音をバランスよく届けられ、不要なエリアでの反響防止や騒音問題の回避などに役立ちます。

 LINUS LIVE画像
■ LINUS RACK、LINUS CON
ツアリングシステム用にLINUS10、コネクターパネルなどを19 インチアンプラックに収めた“LINUS RACK 20T”( オープンプライス) と“LINUS RACK 40T”( オープンプライス) を用意しています。内部にショックマウントスチールサスペンションを組み込んでおり、移動中の衝撃から機器を保護します。また、床置きだけでなく、フライングにも対応。トランスポートやセッティングを効率的に行えます。
※簡易設備用途の“LINUS RACK 20i ”“LINUS RACK 40i ”の用意もあります。
また、従来のユーザーへのアップグレードモデルで、LINUS10 からパワーアンプとコンパレータ―の機能を除いた、“LINUS CON”( オープンプライス) も用意しています。LINUS CONは、システムにより単体プロセッサーとして他社アンプとの併用も可能です。
 LINUS RACK 20T&40T
( 左) LINUS RACK 20T ( 右) LINUS RACK 40T
また、従来のユーザーへのアップグレードモデルで、LINUS10 からパワーアンプとコンパレータ―の機能を除いた、“LINUS CON”( オープンプライス) も用意しています。LINUS CONは、システムにより単体プロセッサーとして他社アンプとの併用も可能です。
 LINUS CON
LINUS CON

製品の詳細に関しましては、ヒビノインターサウンド株式会社までお問い合わせください。

■ 仕様
 LINUS10LINUS CON
入出力チャンネル2in/2out
入力 (Analog、LiNET、AVB※)
4in/4out
入力 (Analog、LiNET、AVB※)
音響性能入力インピーダンス12kΩ(バランス)12kΩ(バランス)
最大入力レベル+21dBu+18dBu
周波数特性±0.1dB(20Hz~20kHz、4Ω)±0.5dB (10Hz~30kHz、4Ω)
THD(20Hz~20kHz)<0.01%、8Ω P/2<0.001%
ダンピングファクター>400
DSP入出力2in/2out4in(アナログ)、4in(デジタル)/4out(アナログ)
プロセッサーアナログデバイス SHARK DSPアナログデバイス SHARK DSP
サンプリングレート96kHz/32bitフローティングポイント96kHz/32bitフローティングポイント
プリセット工場設定:190
ユーザー設定:10
工場設定:190
ユーザー設定:10
コンパレータ―チャンネル2
パワーアンプチャンネル2

ステレオ出力(THD1%、100V、60Hz)

2×1950W
2×3000W 
2×4000W 

ピーク出力(偏差±1.25%)

2×4700W
ブリッジ出力(THD1%、100V、60Hz)6000W
8000W 
出力回路Class H
出力電圧200V/pk
電源/エンクロージャー電源AC100V、50/60HzAC100V、50/60Hz
寸法(W×H×D)483×88.8×453 mm483×44.4×200 mm(突起部含まず)
質量13kg3.4kg

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